ニ ュ ー ス N E W S 世  界  観 W  O  R  L  D 宇 宙 レ ス ラ ー SPACE WRESTLERS ブ ロ グ B L O G 漫   画 C O M I C

 
※登場人物
 
屋根付き楕円形の巨大な建造物B.Bドーム!

空調で適温に整えられた内部は快適だった
ゲット「ここよ。この席ね。」
オニオン「水泳のジャンプ台みたく上に競り上がった派手な椅子ってもしかして・・」
テッコ「惑星の代表者席みたいね!さっオニオン座った!座った!」
嫌々座るオニオン、座席には発言用マイクロフォンと座席の高さを調整するレバーが取り付けられている
ウィーン!(座席を低くするオニオン)
ケイティ「ニャー!」
ウィーン!(座席を高くするオニオン)
ケイティ「ニャー!」
ウィーン!(座席を低くするオニオン)
テッコ「やめんか!うざい!!!」
ゲット「それにしても、凄い人数ね!僕ビックリね!」
するとそれにゲット・リーの左肩の小さな亀が答えた
亀「今回は特に凄い人数だニョ!」
オニオン&テッコ「・・亀が・・しゃべった(汗)」
ゲット「あぁ紹介するね。この亀は呑・テキーラ(以降:テキーラ)さん・・惑星テキーラの王様ね!」
オニオン&テッコ「亀が・・ですか?(汗)」
亀(テキーラ)「わけあってしばらく亀の姿でいるニョ!よろしくニョ〜♪」
ケイティ「ニャニャニャ〜♪」
各惑星の者達も全て席に着き、最後に一際派手な玉座に座した、絶対王者B.Bチョップが現れる
会場は拍手の大オーケストラだ
それを遮りB.Bチョップが口を開く
B.Bチョップ「開会の挨拶はなしだ!さっそく発言がある代表者は挙手を!」
オニオン「いきなりはじまるのね・・お〜さっそく手挙げてる人いるぜ!」
ゲット「あいつは中華屋の前にいた・・」
最初に挙手したのは、無法惑星BIGサンの山賊王「ブラック」だった
黒マスク、黒コート、黒手袋、黒ブーツで肌を少しも見せない出で立ちはかっこよくもある
ブラック「前回愚かにも、この会で自ら賭けの対象に差し出して、失った「宇宙レスラーライセンス」をテキーラ王「呑・テキーラ」から返却願いたい!!」
B.Bチョップ「姿見せずとも、来ておるだろう呑・テキーラよ!勝負受けるかね?」
亀(テキーラ)「しかたないニョ!ちょっくら遊んで」
何かを見透かすかのように、軍事惑星エバーエデンの処刑女王「クイーンメイデン(以降:クイーン)」が発言する
クイーン「テキーラ王は、その者の挑戦を受ける必要はないぞえ!」
亀(テキーラ)「なんだニョ?」
クイーン「なぜなら、その男は「ブラック」ではありはしない。」
ブラック「なっなんと無礼な!」
B.Bチョップ「面白い。続けろ。」
クイーン「本来「ブラック」はわらわが最も好まぬ、つまらぬ男・・処刑対象にもなりえぬ・・しかし」
クイーン「しかし今宵の「ブラック」をなぜかわらわは殺したい♪」
クイーン「何者ぞ!」
ブラック「あ〜ナメた理由で腹が立つけどよぉ〜。もうこのコスチュームキツいからいいか(特に頭が)」
ブラックがコスチュームを脱いだ!
ナガレボシ「俺は銀河のナガレボシ!それが俺の名前だぜ〜」
ナガレボシ「ブラックは俺が殺った!!だが俺の要望は呑・テキーラへの挑戦ってのは変わらねぇぜ〜。よこしなライセンス」
ざわめく会場
B.Bチョップが一喝する
B.Bチョップ「ナガレボシVSクイーンメイデンをはじめろ!!」
亀(テキーラ)「なんと!闘志でないクイーンに戦いを命じるとはニョ。B( B.Bチョップ)が怒っているニョ」
闘技場に降り立つ両者(ナガレボシとクイーンメイデン)
バーリトゥード系緊急首脳サミット、第一議題が今はじまる
クイーン「闘いは苦手じゃ・・わらわは、か弱い!武器を使用してもよいかえ?」
ナガレボシ「自分から喧嘩売っておいて、か弱いときたもんだぜ〜!キライだよあんた!だが何でも使ったらいいぜ」
ドスッ!
ナガレボシ「ぬぁ!!!」
なんとナガレボシの背中側肩口のあたりにナイフが突然突き刺さり血がたれる・・
ナガレボシ「っって〜な〜・・なんなのこれ?」
客席のテッコ「魔法なの?ホントに魔女なの?わくわく」
ナガレボシは考える
・・・背後(死角)からナイフだと!どういう原理だこりゃ〜。とにかく長引くと不利だぜこりぁ〜・・・
クイーンに向けて走り出すナガレボシ!!
ドスッ!ドスッ!ドスッ!
何本かのナイフが四方からナガレボシを目掛け、そのうちの一本が左太ももに突き刺さる
だが、なおも一直線にスピードを上げるナガレボシ!!
ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!
無数のナイフが被弾しながらも、とうとうクイーンの眼前にたどり着いたナガレボシが言う
ナガレボシ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・会いにきたぜ〜ベイベ〜!」
ナガレボシ「大サービスで教えてやるからよ〜!それを聞いて棄権するか考えな!!」
クイーン「・・・・」
ナガレボシ「今から俺は自分の顔面を発光させ、あんたの視界を奪った後、必殺ミーティアストリーム(デコピンの乱れ打ち)で全身の骨を砕くつもりだ・・」
ナガレボシ「それと今ナイフの雨がこないのは魔法じゃなくて客席に潜ませた部下に投げさせてんだろ?この距離じゃ〜あんたに当たるかもだしな〜ハァ、ハァ、ハッハハ〜」
ナガレボシ「どうするかい!?か弱いベイベー!」
クイーン「・・・・」
ナガレボシ「ほいじゃ!いくぜ顔面フラーシュ!!」
ビカッ!(ナガレボシの顔から強い光が放たれ、会場中の者が目を背ける)
視界が徐々に戻っていく・・
客席のオニオン「えっ!マジか!!」
客席のケイティ「ニャー!」
終始変わらぬ直立姿勢のクイーンメイデンの前でうつ伏せに倒れたナガレボシ
クイーン「言ったであろう。わらわはお前を指一本で倒せるとな!」
クイーン「お返しに説明してやろうぞ。電気じゃ。お前の体に刺さった無数のナイフから電流を流したのじゃ。わらわの矛についた手元のスイッチでの♪」
クイーン「わらわの前で・・」
クイーン「悪い子しちゃダメ♪」
ザッ!
だが、ズタボロのナガレボシがゆっくり立ち上がる
ナガレボシ「こ・・こんだけ汚いと・・ぎゃ・・逆にあんたが好きになるぜ〜・・」
クイーン「まだやるのかえ?わらわはか弱くはないぞ」
B.Bチョップ「そこまでだ!!」
呑・テキーラ「B(B.Bチョップ)が止めたか!」
ナガレボシ「ま・・まだやれんぞ!まだまだやれんぞ俺は!ノンストップ!ザ!ファンキースターダストだ!!」
B.Bチョップ「・・・・」
B.Bチョップ「正式に惑星BIGサンの統治権を与えよう・・宇宙レスラーナガレボシよ」
Copyrights(C)2013 ONION FIGHTS All Rights Reserved.