無彩色塩ビ人形の歴史
1907年
アメリカ合衆国でガムボールマシーン開発。
その後、ガムボールから同サイズのカプセルに玩具を入れた商品が人気を博す。
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1965年
日本に輸入され、1970年代に入り駄菓子屋やスーパーマーケットに続々設置される。
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1975年
無彩色・全長3cm・塩ビ素材のスーパーカー消しゴムが空前の大ブーム!
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1983年
キン消し販売(全418種類 累計販売数1億8千万個)
キン消しの大ヒットにより様々なキャラクターの無彩色塩ビ人形が続々登場。
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1987年
キン消しの販売が終了し、無彩色塩ビ人形は徐々に姿を消す。
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1994年
リアル造形の彩色済みHGシリーズが発表され、無彩色塩ビ人形ブームは終焉を迎える。
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2007年
無彩色塩ビ人形で育ったキン肉マン超人採用者とキン消し職人がタッグを組み「オニオンファイツ」結成!
無彩色塩ビ人形世代の当時の子供達(大人)にあの頃の夢や感動を思い出し、現代社会を生きる活力にしてもらうべく、無彩色塩ビ人形の普及活動を開始。
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2013年
「宇宙レスラー消しゴム」始動! |
80年代に子供時代を過ごした人は必ず一度はカプセルトイを手にしたはず!超合金ロボやガンプラは高嶺の花で、放課後に一生懸命貯めた100円玉を握りしめて駄菓子屋へ走ったものだ。インターネットの予備知識なんて無かった時代、突如設置される新作ガチャガチャを皆で囲み、どんなフィギュアが出てくるのかワクワクしながらハンドルを回したあの感触を今でも覚えている。
なかでもキン消しとの出会いは衝撃だった。当時の国民的大ブームであったプロレスをモチーフにした漫画「キン肉マン」の無彩色塩ビ人形で、1カプセルに3体のキャラクターが封入されていた。手が長く足が短い独特のディフォルメ化がされており、その膨大なキャラクター数と月毎に追加される新作に、完全に心を奪われた。当時はレアなんて概念がなく、自分の好きなレスラー消しゴムが欲しくて、商店の軒先に集まった子達とトレードするなどして交流を深めたものだ。
90年代に入るとスポーンフィギュアが登場し、フィギュアのリアル思考が業界全体で加速した。その傾向はカプセルトイにも影響を及ぼし、大手企業からはHGシリーズと銘打った商品が続々と発売され、無彩色フィギュアは世の中から姿を消した・・・。
・・・あれから数十年・・・
オニオンファイツが現代社会で闘う当時の子供達へのエールを込めた「宇宙レスラー消しゴム」の展開を開始! “無彩色塩ビ人形が、色や質感を保ったまま進化し続けていたら?”をコンセプトに、大人の手に馴染む大きさ、リアル造形を見慣れた現代でも劣らない造形力、あの原作に劣らないキャラクター力(本編登場超人が採用)を念頭に、無彩色塩ビ風人形の普及活動を続ける!!
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